2-13<メール特集/絶版図書紹介祭り>

▼内容

メール特集

▼絶版図書

中村伸郎『永くもがなの酒びたり』

新劇ひとすじ60年。瓢々とした舞台そのままに、己れの老いと死を見すえ、中村流俳句をまじえた珠玉のエッセイ。中村伸郎遺稿集。

島尾敏雄『日の移ろい』

第13回(1977年) 谷崎潤一郎賞受賞

小林信彦『1960年代日記』

サブ・カルチャー、とりわけテレビ文化の興隆期に、マス・メディアの舞台裏にいた著者が綴った’60年代グラフィティ。「ヒッチコック・マガジン」編集長として、TVのバラエティ番組の構成者・出演者として、雑誌のコラムニストとして、マスコミ世界を漂い続けながら、ひたすら純文学長編を書き続ける著者の、20代後半から30代にかけての私的メモワール。時にはユーモラスに、時にはシーリアスに、であった芸人・作家・マスコミ人と自分自身をスケッチする、異色の同時代史。

荒木一郎『こんな女なら最高』